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🚫eBay輸出の禁止商品・出品注意リスト【アカウント停止を防ぐ】

更新 2026-07-05・読了目安 約8

eBay輸出でいちばん怖い失敗は「知らずに禁止商品を扱ってアカウント停止」になることです。禁止・制限には『eBayの規約』『日本の輸出規制』『輸送手段の制限』という3つのレイヤーがあり、どれか1つでも引っかかると出品削除・返送・最悪はBANにつながります。この記事で全体像を押さえて、安全なジャンルから始めましょう。

禁止・制限は「3つのレイヤー」で考える

「この商品は売っていいのか?」を判断するとき、チェックすべき視点は3つあります。どれか1つでもNGなら扱えません。

  • ① eBayのポリシー:eBay自体が出品を禁止・制限しているもの(偽ブランド、医薬品など)
  • ② 日本の法律・輸出規制:日本から国外へ出せないもの(ワシントン条約の対象、銃刀法に触れる刀剣など)
  • ③ 輸送手段・相手国の制限:航空便で送れないもの(リチウム電池単体、スプレー缶など)や、相手国が輸入を禁止しているもの
💡 規約や規制は変わります。高額商品や判断に迷うものは、必ずeBay公式ポリシー・日本郵便/キャリアの公式情報・税関の案内で最新情報を確認してください。

eBayで出品禁止・制限される主なもの

このほか「制限付き(条件を満たせば可)」のカテゴリも多数あります。迷ったらeBayのProhibited and restricted itemsポリシーで該当カテゴリを確認しましょう。

  • 偽ブランド品・海賊版(コピー品、非正規の複製メディアなど)——最も重い違反のひとつ
  • 医薬品・処方薬・危険ドラッグ類
  • 武器・銃器類、その主要部品
  • アダルト関連(カテゴリ・地域制限あり)
  • 生き物・動植物の一部(象牙・べっ甲など規制素材を含む製品)
  • リコール対象品・安全基準を満たさない製品
  • イベントチケットや金券類の一部(転売規制)

ブランド品・キャラクターグッズの注意(VeRO)

eBayには VeRO(Verified Rights Owner)という知的財産保護プログラムがあり、権利者からの申し立てで出品が削除されます。削除が重なるとアカウント停止に直結します。

  • 真贋に少しでも不安がある中古ブランド品は扱わない(正規店・信頼できる仕入先のみ)
  • キャラクターグッズは「公式ライセンス品」であることを確認(無許諾グッズは海賊版扱い)
  • 商品説明にブランド名を不当に使う「キーワードスパム」もVeRO違反になり得る
💡 初心者のうちはハイブランドは避け、正規流通が明確な国内メーカー品(ゲーム、トレカ、フィギュア等)から始めるのが安全です。

日本から輸出できない・特に注意が必要なもの

特に注意したいのがヴィンテージ・アンティーク品です。「古い印鑑(象牙)」「べっ甲の眼鏡」「ワニ革の財布」など、規制素材が使われた商品は税関で止まります。素材表記を必ず確認しましょう。

  • ワシントン条約(CITES)対象:象牙、べっ甲、ワニ革・ヘビ革製品、サンゴ、剥製など——古い和装小物やヴィンテージ品に紛れがち
  • 刀剣類:日本刀は登録証と輸出許可の手続きが必要。模造刀も相手国によっては輸入禁止
  • 中古の医療機器・医薬品・コンタクトレンズ類
  • 現金・貴金属地金など
  • コピー品(輸出しようとすると税関で差し止め・処罰の対象)

航空便で送れないもの(発送の落とし穴)

出品も輸出もOKなのに「飛行機に載せられない」ケースがあります。国際郵便のほとんどは航空輸送なので、航空危険物は引き受けてもらえません。

  • リチウム電池単体(モバイルバッテリー等):原則NG。電池が機器に取り付けられた状態なら条件付きで送れる場合あり
  • スプレー缶・ガスを含むもの(整髪料、エアダスターなど)
  • 香水・マニキュア・アルコール度数の高い液体(引火性)
  • 花火・ライター・燃料類
  • 磁石の強いもの(スピーカー等は磁束密度の基準あり)
💡 電池内蔵のゲーム機・カメラなどは条件付きで発送できることが多いですが、規定は郵便・クーリエ各社で異なります。発送前に日本郵便の「国際郵便として送れないもの」やキャリアの危険物規定を確認しましょう。

相手国側の輸入規制にも注意

同じ商品でも「アメリカはOK・ドイツはNG」のように、相手国によって輸入可否が変わるものがあります。

  • 食品・サプリメント:多くの国で輸入規制が厳しい(検疫・成分規制)
  • 化粧品・医薬部外品:成分によって規制対象になる国あり
  • 模造刀・エアガン等の武器に見える玩具:国によって輸入禁止
  • ナイフ類:刃渡りや形状の規制が国ごとに異なる
💡 eBayの出品設定で発送除外国を設定できます。判断が難しい国は最初から除外しておくのが安全です。

【2026年7月8日〜】米国向けはCPSC電子申告(e-Filing)に注意

2026年7月8日から、米国の消費者製品安全委員会(CPSC)の規制対象商品をアメリカへ発送する場合、発送前に製品安全情報(適合証明書=CPC/GCCのデータ)の電子申告が義務化されました。従来は800ドル以下の小口輸入は事実上ノーチェックでしたが、この免除が撤廃され、個人セラーの小口発送も金額に関係なく対象です。

メーカーや仕入元から適合証明書を入手できない子供向け商品は、米国向けの出品を避けるか、配送ポリシーで米国を除外するのが現実的です。トレカ・カメラ・時計・楽器など大人向けが明確なジャンルはほぼ影響ありません。具体的な申告手続きは日本郵便・FedEx・DHLなど利用する配送業者の案内に従ってください。

  • 主な対象:12歳以下の子供向け製品(おもちゃ・ぬいぐるみ・子供服・ベビー用品・子供向け家具など)、一部の家電・照明、可燃性基準の対象アパレル
  • 判定はHTSコード(関税分類)ベース。「子供も遊べる商品」は境界事例になりやすい
  • 申告なし・不備の荷物は税関で差し止め・没収・返送のリスク。不備が続くとeBayの米国販売権限停止などの措置もあり得る
  • 対象年齢14歳以上が明記された大人向けコレクターズアイテム(フィギュア・プラモデル等)は子供向け製品に当たらない場合が多いが、境界の判断は税関側にある
💡 施行直後は運用が流動的です。子供向け玩具・ベビー用品を扱う場合は、仕入れ前にCPSC公式(cpsc.gov)と配送業者の最新情報を必ず確認してください。

違反するとどうなる?

eBayは新規セラーほど厳しく見られる傾向があります。育てたアカウントは資産なので、グレーな商品には最初から手を出さないのが最善の防御です。

  • 出品削除・警告:まずは該当出品の削除と警告が届く
  • 販売枠の制限・サスペンド:違反が重なると一時停止や制限
  • アカウント永久停止(BAN):偽ブランドなど重い違反は一発BANもあり得る
  • 税関での差し止め・返送:送料・商品代が戻らない実損に。コピー品は処罰の対象

安全に売れるジャンルから始めよう

禁止・制限リストを見ると不安になるかもしれませんが、実際には「規制と無縁で安全に売れるジャンル」がたくさんあります。

  • トレーディングカード:軽量・電池なし・規制素材なしの優等生
  • ゲームソフト・レトロゲーム:正規品なら安心(本体は電池内蔵の規定だけ確認)
  • フィギュア・ホビー(公式ライセンス品)
  • 文房具・キッチン用品などの日本製日用品

❓ よくある質問

モバイルバッテリーや電池単体は送れますか?
リチウム電池単体は航空輸送の危険物にあたり、国際郵便では原則送れません。電池が機器に取り付けられた状態なら条件付きで送れる場合がありますが、必ず日本郵便やクーリエの最新規定を確認してください。
香水やマニキュアはなぜ送れないのですか?
アルコールなど引火性のある液体を含むため、航空危険物として国際郵便で引き受けてもらえないからです。化粧品でも成分によっては送れるものもあるので、品目ごとに確認が必要です。
ヴィンテージのべっ甲や象牙製品は売れますか?
ワシントン条約(CITES)の規制対象のため、原則として輸出できません。古い和装小物やアンティークに紛れていることが多いので、素材表記を必ず確認しましょう。
知らずに禁止商品を出品してしまったらどうなりますか?
多くの場合はまず出品削除と警告で済みますが、繰り返すと販売制限やアカウント停止に進みます。警告が来たら該当ジャンルの出品をすぐ見直しましょう。
CPSCの電子申告(e-Filing)はプラモデルやフィギュアも対象ですか?
CPSCの規制対象は主に12歳以下の子供向け製品です。対象年齢14歳以上が明記された大人向けコレクターズアイテムは対象外となる場合が多いですが、判定はHTSコードと税関次第です。子供向けおもちゃ・ベビー用品を米国へ送る場合は、適合証明書(CPC)の用意と配送業者への確認が必要です(2026年7月8日施行)。
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